2022.8.8

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今回の「働くパパママリレーコラム」は「のぞきみキッズデザイン」でキッズデザインを紹介してくださっている、漫画家 松本ぷりっつさんへのインタビューです。漫画家として多忙な中、3人の子育てをされてきたぷりっつさん。漫画の中ではお子さんの個性を優しく大らかに観察（？）し、ユーモアたっぷりに紹介しています。そんなぷりっつさんに育児で大変だったこと、3姉妹の反抗期、家族仲良しの秘訣などを伺いました。

松本ぷりっつです。アラフィフ漫画家です。
性格は雑で飽きっぽくて適当ですがそこそこマジメです。
家族構成は、ダンナ（几帳面）、長女（22歳）、次女（20歳）、三女（18歳）。
犬1匹と猫3匹もいます！

ブログが書籍化やアニメ化された頃は忙しさがピークで、つねに三女をおんぶしながら仕事をしていたことを覚えています。在宅ワークなので、子どもがいても仕事できるでしょ？と思われるかもしれませんが、かまってあげられなくてさみしそうにしている子どもをみるのはとてもツラくて。
特に、長女が幼稚園にいったあと、一人で遊んでいる次女が本当にかわいそうで、泣きながら原稿を描いていた事もあります。ダンナがたくさん子どもと遊んでくれたので、精神的にもすごく助かっていましたね。あとは両実家が近いので、祖父母たちにもだいぶお世話になりました。

ルールではないのですが、「誰かが出かけるときは、家にいる人が見送る」というのはなんとなく決まりごとになっています。ちょっとコンビニに出かけるだけでも、みんなで玄関までいって「いってらっしゃーい」ってやるので、たまに「おおげさすぎるな」と思うことはあります。（笑）
あとは、なるべく晩ごはんはみんなで一緒に食べることかな。そのときに録画してあるお笑い番組をみんなでみるのが楽しみのひとつです。
それから、家族でリレーする「家族日記」もずっと（7年くらい？）続けています。

子ども同士では、ケンカは全然しないですね…。とにかく仲良しです。あ、私とダンナはしますよ？そのときの解決法は、どんなに私が悪くてもダンナに謝らせる、です。（鬼）
反抗期も、うちは誰にもなかったんです。まさかこれからくるんですかね？（それは勘弁）

三女がうまれてから次女が一番さみしい思いをするような気がしたので、そうならないように、次女への接し方には気をつけてきましたね。
あと、長女が小さい頃は「ダメなものはダメ」と厳しく育ててきたので、みんな平等に…と心がけてきましたが、下にいくにつれどんどん甘やかしている自覚はあります。（笑）
大きくなってからは、お互いがリスペクトしあえる仲でいられるように、それぞれのいいところをわざとらしいくらいほめるようにしています。

私はあまりにも心配性で。ケガをさせたくなくて、危ないと思うことを避けたり、先回って助けたりしてきました。あと、大変そうだな、と思ったらかわいそうになっちゃって手伝ってしまったり。
今思えば、多少のことじゃ死なないんだからもっと野放しで育てればよかったな、と。（まあ、三女はそこそこバッチコイな性格なので痛い思いをしているんですけど）失敗や痛い思いをして学ぶことってたくさんありますからね…。
大切に守りすぎたせいか精神面が弱々なので、これから社会の荒波に耐えられるのか、というのがすごく心配で、そこが私の反省点です。

まずは、こんなにたくさんのキッズデザインがあるんだということを知り、とても驚きました。そしてどの作品も、子どもへの愛にあふれたものばかりで、もっともっとたくさんの人に知ってもらいたい、と思いました。
子育てグッズなどは、「あの頃、これがあったらよかったのにー！！」と思うものばかり。（笑）共働きが増え、子育ても大変な時代ですが、こういうステキなアイデアが子育て世代のパパママをハッピーにしてくれるんじゃないかな、って思います！

【PROFILE】松本ぷりっつさん
漫画家。埼玉県生まれ。『ザ・マーガレット』（集英社）でデビュー。 自身の子育てブログを書籍化した『うちの3姉妹』（主婦の友社）が大ヒット。 代表作は『ぷりっつさんち』（主婦の友社）、『うちはおっぺけ　3姉妹といっしょ』（竹書房）など。
「すくパラぷらす(竹書房)」にて『うちはおっぺけ』『うちの3ねこ』、「コミックエッセイ劇場(KADOKAWA)」にて『夫婦漫才旅』など連載中。
ブログ・SNS等はこちらから→https://lit.link/matsumotopuritsu

うちのすえっこ

うちはおっぺけ 3姉妹といっしょ (8)

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