2022.6.1

時短&清潔!忙しいママ・パパ応援シューズ!

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「チャチャッとRUNドリー!」は、予洗いが簡単で洗濯機で丸洗いできる、忙しいパパママを応援してくれる子ども靴です。ムーンスターの子ども靴ハウスブランドであるキャロットという商品の中の人気シリーズ。
今回は、株式会社ムーンスター チーフMDの髙橋さん、デザイナーの茂田さん、弓指さん、奥野さん、広報の広津さんに製品に対する拘りと想いを伺いました。

左から弓指さん、茂田さん、奥野さん、髙橋さん

こどもの足にいいことぜんぶ

Q:製品企画のきっかけを教えてください。

髙橋さん:キャロットのコンセプトは「こどもの足にいいことぜんぶ」です。
お子様の通園、通学、外遊びなど、幅広い着用シーンを想定しながら親御様の日常生活に足元から寄り添った商品企画開発を行っています。共働き世代が増えている現代、慌ただしい毎日を送っているパパとママの家事の負担を少しでも減らしたい、応援したいという気持ちから洗濯機で丸洗いできる「チャチャッとRUNドリー!」というシリーズの開発がスタートしました。


どこまでも家事に寄り添った製品

Q:企画する上で、工夫や配慮した点をお聞かせください。

奥野さん:商品デザインをする際に、チームメンバーで「洗濯をする時にどういう機能があればよいか」「簡単に洗濯機で洗えるにはどういう点があればいいか」など案を出し合い、企画を進めていきました。

洗濯機に入れる前にブラシで簡単に予洗いしてもらうのですが、砂やじゃりをさっと洗い流せるように靴底の意匠が一定方向の溝になっています。そうすることで砂が水と一緒に流れてくれる作りになっているんです。しかも、靴底は、じゃりや泥汚れがつきにくいように、表面をあえてざらざらにしているのもポイントになります。

また、アッパーは、洗濯機で洗っても耐えられるような丈夫なメッシュ素材を採用しています。そして、速乾性の高い特殊な素材なので、「夜洗っても朝には乾いている!」と喜ばれています。
更に、インソールもはずして洗濯ネットに入れて靴と一緒に洗っていただけるようにしているんです。速乾性が増すようにインソールの裏にはパンチングを施しています。

あとはちょっとしたポイントになりますが、かかとの紐は樹脂をコーティングした滑り止めがついているので、洗濯ばさみで挟みやすく、風が吹いても落ちにくいように工夫をしています。


成長期の子どもだからこそ大切な機能

Q:成長期の子どもの靴を企画デザイン、製造するにあたって大切にされていることがあれば教えてください。

茂田さん:キャロットは基本機能として子どもの足に大切な4つの機能を搭載しています。


1. かかとがっちり
子どもは足の骨や土踏まずの形成が未完成なので、歩行時に足が内側に倒れやすい傾向があります。キャロットは「カウンターボックス®」というかかとをしっかりサポートする箱型構造なので、足が内側に倒れてもそれ以上倒れこまないような作りになっています。

2. 正しく曲がる
子どもの足は筋肉が未発達なので、正しい位置で曲がりにくい靴を履くと足に負担をかけてしまいます。そのため、正しい位置で正しく靴底が曲がるように「フレックスジョイント®」という機能を採用しています。

3. つま先ゆったり
子どもの足はかかとが小さくて、つま先が広がった扇型をしています。そういう足に合った足型を作り、つま先にゆとりをもたせた足の指を圧迫させないような基本機能にしています。

4. 洗えるインソール
子どもも大人と同じようにコップ1杯分の汗をかきます。汗をかけば、雑菌も繁殖しやすかったりします。靴の中にあるカップインソールは、とりはずしができるようになっているので、いつでも洗えて清潔な状態に保てるようにしています。

弓指さん:デザインの際は第一に子ども目線を大切にしていて、自分で脱ぎ履きしやすくなるよう、大きめのバンドにしたり、子どもが好みそうな色合いのラインナップを増やしたりと細かいところにも配慮しています。
また、ベビーであれば大人の手助けが必要なので、履かせる大人が履かせやすくなるよう履き口部分が大きく開くような形状にしたり、母親的観点も交えたりみんなとブラッシュアップしながらデザインしています。

子どももパパママも満足

Q:今回の製品を開発する上で苦労されたことはありますか?

洗濯機で他の衣類と洗う方も中にはいらっしゃるかもしれないので、一緒に洗濯機に入れて他のものを傷つけない形や素材に注意しました。洗濯機でガタガタいわないように、アウトソールは特殊な軽い素材を使用し丸みをもたせた形状にしています。
また、靴底は全面をラバー(滑り止め)にしてしまうと子ども靴には重いので、ラバー面積を保ちつつ、子どもでも歩きやすく、軽くする工夫をしています。防滑試験をして、ラバーの形を修正したりしました。足がよく地面につくポイントに最低限のラバーで滑り止めを搭載しています。


子どもの足の成長に関心を

Q:今後取り組んでいきたいことや製品に対する想いがあればお聞かせください。

髙橋さん:キャロットは子どもの足の健やかな成長を促す靴として、今後も多くのお子様に履いていただきたいと思っています。その中で子どもの足の成長に、少しでも関心を持っていただきたいのが私たちの想いです。今後も、着用されるお子様や親御様の足元の悩みごとに寄り添いながら商品開発をしていきたいと思っています。店頭で靴を購入する際には、キャロットを是非手をとってもらいお試しください。


お客様への信頼に繋がる受賞

Q:キッズデザイン賞に応募しようと思ったきっかけや受賞した後の変化があれば 教えてください。

広津さん:キャロット「チャチャッとRUNドリー!」は家事の負担を軽減したいという背景のもと生まれた靴で、2021年2月新発売した靴になります。その頃は、コロナ禍真っ只中だったので、清潔さを求められるタイミングでもありました。新しい製品を出したタイミングと市場のマインドが一致する時期でもあったので、より多くのお客様にこの製品を知ってもらいたい想いで応募しました。受賞後は、店頭の販促物にキッズデザイン賞のマークを使用させていただいています。お客様への信頼性や説得性のアピールに繋がっていたらいいなと思います。

今回はオンラインでお話を伺いました。私は、小学生男子をもつ親として、子ども靴を洗うのは実はかなり負担でした。 「靴専用の洗濯機を購入したい」と思っていたくらいなので「洗濯機で洗える靴」というのはとても魅力的でした。また、子ども靴はサイズを選んで履くだけではなく子どもの特性に目を向けることが必要なんだと勉強になりました。
例えば、ムーンスター様に実際にお声として届く足の悩みの中には、「早く走れるようになるには?」というお声もあるようです。靴に足を入れてかかとをしっかり奥につけ、バンドでぎゅっとしめて足首が動かないようにすることで、自分の力をしっかり足に使えることができるようにすることもポイントみたいです。是非、お子様の足の成長に合わせた靴選びの参考にしてみてくださいね。

■第15回キッズデザイン賞受賞作品
洗濯機で洗える子ども靴 「チャチャッとRUNドリー!」

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キッズデザイン賞マーク
文章:池尻 浩子