2024.5.31

雨の日は立川PLAY! PARKへ行こう!!(前編)
〜こまもりプロジェクト〜vol.4

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雨の日は立川PLAY! PARKへ行こう!!(前編)
大人も子どもも夢中になる!「屋内広場」のご紹介

梅雨の時期は、普段のように思いっきり身体を動かせない日々が続きますよね。
すると、子どもたちは元気があり余ってエネルギーの発散をどのようにすれば良いか分からず、
ぐずぐずしたりきょうだい喧嘩が勃発したり、テンションが高くなって普段しないようなイタズラをしたり…。 そんな子どもたちを前にイライラ。
そのような経験をしたことがある保護者の方はいらっしゃるのではないでしょうか?

そんな時は、ぜひ、新宿から電車で約40分の立川にあるPLAY! PARKへ!
0歳から12歳の年齢に合わせて、エリアを選んで遊ぶことができる「屋内広場」。
思いっきり身体を使った遊びや、毎日開催されているワークショップに参加したり
大人も子どもも楽しめて、1日中満喫できちゃいます。

今回は、PLAY! PARKに潜入して、施設をまるっとご紹介していきます!

施設外観(写真提供PLAY! )

何度来ても新しい発見と出会える場所

施設全体図:PLAY! PARK HPより

施設の真ん中には「PLAY! PARK」の象徴となる”大きなお皿”があります。
”お皿”には、3ヶ月〜半年に一度テーマが設けられ、何もない空っぽの状態の上に遊具が制作さ れていきます。

梱包材、布のハギレ、梱包テープ、トイレットペーパーなど子供たちが普段、身近で見たことがあるもの、しかも遊びに使われていない利便性のあるものとして使われているものが、遊具に変わっていきます。

今回のテーマは「くしゃくしゃおばけ」で遊ぼう!
たくさんの新聞用紙をくしゃくしゃにまとめて作られた遊具なんです。
印字前の新聞用紙をくしゃくしゃにしてロープで束ねて吊るしているだけ。
大人からすると、「くしゃくしゃにされた紙?」と見えるかもしれませんが子どもたちからすると、立派な大型遊具。

大きなお皿(施設全体図①):到着するなり走り回る子どもたち

「未知との出会い」それが広場のテーマ

とってもシンプルに作られているからこそ、子どもたちがどんどん遊び方を開発していってくれる そうです。
この「くしゃくしゃおばけ」も、初めは抱きついたり、揺らしたりしていたのが、転がして遊んでみたり、持ち上げてみたり、間に挟まってみたり、引きずってみたり、次々と新しい遊びが見つかります。

大きなお皿(施設全体図①):誰に教えられなくともブランコにして遊びます

子どもたちの「くしゃくしゃおばけをブランコにしたら面白いんじゃない?」という声からブランコにし てみたり、床に置きっぱなしにしていたものを引っ張り出して電車みたいにしている姿をみて、遊び道具として採用したり。

子どもたちの「つまらない」「もっとこうしたい」という声を聞きながら、遊具の開発に関わっている大学生、運営スタッフなど、色々な立場の人たちが半年間かけてこの”お皿”の中の遊具を一緒に完成させていく。

1つのテーマの中でも、どんどん遊びが開発されていくイメージで、1日の中でも遊び方が変わる。 訪れるごとに、新しい遊び方が発見できるのも魅力です。

ギャラリー(施設全体図②):時期やテーマに合わせて展示が変わります

「ありそうでなかった当たり前のこと」

子どもだけでなく、大人もついやってみたくなる仕掛けもたくさんあります。
小さい頃、トイレットペーパーをカラカラして遊んでいた経験はありませんか?

子どもたちも家や公共の場ではルールは守るけれど、ここでは思いっきり自分の探究心を解放できる、そんな場でもあるんです。大人も一緒に楽しみながら、忘れていた大切なことに気づける場所でもあります。

また、思いっきり遊ぶだけではなく、地球環境への配慮や物を大切にすることまで考えていきます。トイレットペーパーはくたくたになるまで遊び、最終的には紙粘土にして最後まで遊びきるそうです。

今は、物が溢れるような時代。出来上がったおもちゃも多くあります。でも、PLAY! PARKにくると普段、生活している中にいくらでも「遊び」が生み出せることに気づきます。
「どうやったら日常の中で遊びが見つけ出せるか?」ここでの経験が家の中での生活に活きるような工夫がたくさんあるんです。

ファクトリー(施設全体図③):子どもがワクワクする材料がたくさん!

ファクトリー(施設全体図③):豊富な制作アイテムが用意されています

道具や材料も自分で作ろう!

施設内、ファクトリーには、まるでビュッフェ会場のような、創作ができるたくさんの面白い材料が 用意されています。

普段、身近にあるもの、梱包材や段ボール、トイレットペーパーの芯、プラスチックの卵パック、お菓子の箱など、豊富な制作アイテムが用意されています。ときめく素材だけど家でも必ず準備できるものをセレクトしているそう。

子どもたちが制作したものは、自宅に持ち帰ってもいいし、他の人に見てもらえるようPLAY! PARKに飾ることも可能です。

ファクトリー(施設全体図③):子どもたちが作った作品を置いて帰ることも可能

中には「PLAY! PAPER」という、子どもたちが作った色紙も遊ぶ材料として置いてあります。これは、色画用紙などのさまざまな紙に、絵の具やクレヨン、スタンプ、ローラーなどを使ってオリジナルの色紙を作ります。自分が作ったものを別の子が紙を使って作品を作る間接的な共同制作のようなものも、新たな遊びの発想に繋がっていきます。

「家に帰っても何を作る?」という子どもたち、保護者の方も「これ捨ててたけど、わざわざ何か買わなくても家にあるもので出来るね」そんな会話が聞こえてきます。

絵の具コーナー(施設全体図④)

絵の具コーナー(施設全体図④):スモックも貸し出ししているので小さい子も絵の具だらけになっても大丈
夫!

おままごとも、土鍋や調理器具など実際に生活の中で使われるもので遊んでみる体験ができ ちゃいます。

日替わりのワークショップを開催!

アートやサイエンスを学べるワークショップも日替わりで開催されています。0〜2歳の赤ちゃん向け、3歳以上、全年齢と3種類のワークショップが開催されているので、どの年齢のお子様でも楽しむことができます。

時には、同じ建物内にある美術館「PLAY! MUSEUM」からインスピレーションを受けて開催するワークショップやコラボ企画も開催しています。

ファクトリー(施設全体図③):夢中で工作する子どもたち

”小さなお皿”では、0〜2歳の限定エリア。赤ちゃんでも、安心して遊ぶことができます。この日 は、日替わりのワークショップ「季節の演奏会」が開催されていました。

小さなお皿(施設全体図⑥):0歳〜2歳専用フロアになっています

秋はどんぐりなど、季節にちなんだものをつかって、親子で音の出る楽器を一緒に完成させて、リ ズム遊びをしたり。

今日は、どんなワークショップが開催されているのかな?とHPでチェックして足を運ぶのも楽しみの1つですね。

小さなお皿(施設全体図⑥):日替わりワークショップ「季節の演奏会」

つみきコーナー(施設全体図⑦):乳幼児が遊べるおもちゃもたくさん

編集後記:
いかがでしたでしょうか?子どもだけでなく、大人もつい夢中になってしまう仕掛けが たくさん!1日中たっぷり遊びを満喫できるPLAY! PARKへ、ぜひ足を運んでみてください。 次回は、「雨の日は立川PLAY! PARKへ行こう!!(後編)子どもたちが次々に遊びを考える仕 掛けとは?」と題して、何度も訪れたくなる人気の秘密をPLAY! PARKのスタッフにインタビューを した記事をお届けします。お楽しみに!

キッズデザイン賞マーク
文章:池尻 浩子  写真:池尻 浩子